ゴブリンやオーク、俗に亜人と呼ばれる者たちの襲撃により村は危機に陥る。
大規模な掃討が必要と悟った村の住人たちは、亜人たちの巣を焼き払う計画を練っていた。
しかし国から村の管理を任されている教会のシスター「シトリ」は、村の決定に反対する。
「皆様、主の祝福は亜人たちにも届くでしょう。主は残虐な行為を望みません。対話によって、平和的に解決しましょう!」
そうしてシスターは、護衛をたった一人だけ連れて森の奥深く……亜人たちの住処に向かうのだった。